なりたい自分になるための心得
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- relakkuma_kun
relakkuma_kun 解説
アドラー心理学では、人間の性格のことを
「ライフスタイル」と呼びます。
性格は変えられないもの、とみなされがちなのに対して、
アドラーは、「変えることができる」という立場をとりました。
それが如実に表れているのが、上記の言葉です。
アドラーの言葉は、人はどんなに年を重ねても、
なりたい自分になれることを示しています。
ライフスタイルという言葉に、アドラーは、
「自ら選び取った」というニュアンスを持たせましたが、
性格を変えるためには、このライフスタイルを選び直せばいいと
いうのです。 - relakkuma_kun
relakkuma_kun 解説
「性格は変えられる」とはいうものの、
ライフスタイルが変わりにくいのはアドラー自身も認めていました。
ちなみにライフスタイルとは、
①自分がどういう人間であるか(自己概念)
②自分を取り巻く環境はどうか(世界観)
③自分はどうあるべきか(自己理想)
以上の3つを合わせたものです。
これらは、性格と同義と言えます。
人間は、このライフスタイルというものを、
幼い時から親・他者との関係の中で学び始め、
10歳頃に確立されるとアドラー心理学では考えます。
そして、いったん確立すると、本人の意志なくしては、
簡単には変わらないのです。 - relakkuma_kun
relakkuma_kun 解説
ライフスタイルは変えられます。
でも、簡単には変わりません。
なぜなら、変えようとする本人には
今のライフスタイルが身に染みきっているので、
なかなか変えようとしないからです。
誤った野心、例えば他人を犠牲にして
自分だけが幸せになろうと考えるのも、
長年のライフスタイルの表れです。
そのような人はたとえず
他人は敵とみなすふうに行動します。
そして、少しでも困難が生じると、
なおのこと他人は敵だという意識を強めます。
こうして負の連鎖が続いてしまうのです。 - relakkuma_kun
relakkuma_kun 解説
私たちはしばしば、ある出来事の影響で
自分の行動が決定すると考えがちです。
世の中が不況だから何もできないのだ、といったふうに。
不況というのはデータに基づいた客観的な事実、真理です。
では、不況だから何もできないというのも客観的事実でしょうか?
違うはずです。そんな世の中でも何事かをなす人はいるのですから。
不況だから諦める人と、諦めない人の差はどこにあるのか?
アドラーは、答えはライフスタイルにあるとしました。
同じ事実をどう受け止めるかは個人がとる行動を決定するのです。