8月13日(月)
天気が良かったので屋上に布団を干しにいく。布団を竿にかけて布団叩きでバンバン叩く。テンションが上がりすぎて布団叩きが2本ダメになったがいっぱい叩けた。帰ろうとすると、子供が布団を持ってやってきた。僕が「布団干すの?」と話しかけると子供は「え?」と言った。子供に聞き返されることほど恥ずかしい事はない。もう一度元気よく「布団干すの?」と聞くと子供は「うん。干すんよ。今日僕おねしょしてもうたから。自分で干さなあかんのよ」と答えてくれた。えらいなあと思ったが漏らしたお前も悪いから仕方ないなとも思った。布団をかけるのを少し手伝ってあげた後、「なんでおねしょしてしまったん?」と聞くと「ちょっと怖い夢を見たのよな。夢の中でさ、歯を磨こうと思って歯ブラシを口の中にいれて歯をゴシゴシってやったら歯ブラシの毛が全部ちっちゃい針になっとったのよ。さすがに漏らしてしまったわ」と答えた。ぼくもその話を聞いて少しだけ漏らしてしまった。子供は「お兄ちゃん手伝ってくれてありがとう。何号室の人?」と聞いてきたので「505やで」と答えると「505?あ、ぼく405なんやけど…夜中ちょっとうるさい時あるわ。ちょっとだけ気を付けてほしい。ごめんな」と言われた。へこんだなあ。
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