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修治
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〜〜 2014年のFacebookの日記から〜〜 昨日は仕事の後に久々に会う友人とゴールデン街で飲んだ。 友人と会う前から外は雨降りだったけれど、友人と別れた後は土砂降りのような状態になってしまったので、タクシーで帰宅。 今日、職場に出勤する際にタクシーに乗り込んだら、懐かしい曲がタクシーのラジオから流れていた。 それ程大きな音量じゃなかったので「あれ?何だっけこの曲」と考えながらタクシーに揺られていたら思い出した。 シェルブールの雨傘のテーマソング「LES PARAPLUIES DE CHERBOURG」だった。 ちなみにこの作品、結構自分は好きな映画なのだが、好きな理由はヒロインのジュヌヴィエーヴを演じた、若い頃のカトリーヌ・ドヌーブが可憐で可愛いから、というわけではない。 勿論、綺麗だとは思うけれど、カトリーヌ・ドヌーブって顔の輪郭がちょっと長くて(笑)あまり自分の好みの顔ではない。 それよりこの映画の見どころは、負傷して戦争から帰ってきたニーノ・カステルヌォーボ演じるギィが、結婚を誓い合っていたはずのジュヌヴィエーヴが他の男の元に嫁いでしまったのを知って自暴自棄になった後のダメ男っぷりだろう。 映画の中の、戦地に赴く前に喫茶店での、これが最後になるかもしれない恋人との別れを惜しむシーンでも、すでにギィの眉の辺りに女々しさがクドイくらいに出ていて、ちょっと辟易としてしまうが、戦争から戻った後の荒れっぷりはこの作品の見どころでもある(笑) ギィは親戚の叔母思いの好青年ではあるのだが・・・ 映画を観ればギィがそうなってしまうのも無理はないと思う。 戦争からようやく解放されて故郷に帰ってみれば、将来を誓い合った最愛の恋人は、どこかの金持と結婚してしまっているし、大好きな叔母は亡くなってしまうし・・・のダブルショック。 考えてみるとジュヌヴィエーヴの仕打ちはかなり酷い話しであって、映画の中でジュヌヴィエーヴが、戦地に赴いたギィから手紙がほとんど届かなくなったことを思い悩むシーンが描かれてはいるのだが、そんな戦争に行っているのに筆まめに手紙なんて書けるわけがない(苦笑) それに兵役はたったの2年なのだ。 将来を誓い合いつつ、ギィの子を妊娠までしているのに、母親の店の税金を工面する為の様な部分も手伝って、他の男に嫁いでしまうジュヌヴィエーヴ。 典型的なマタニティブルーだ・・・と言ったら、身も蓋もなくなってしまうが。 この映画を観ている男性諸氏はギィに同情し、ジュヌヴィエーヴに憤慨し、マドレーヌを称賛する。 自分もこの映画観ながら「頼むよマドレーヌ、可哀想なギィを支えてやってくれ。」なんて思いつつ観ていた。 完全に感情移入させられていたのだ(笑) 最後のガソリンスタンドのシーンは秀逸だ。 正直に言えば、自分はあのシーンで溜飲を下げたことを告白する。 だってそれくらいギィが気の毒で可哀想だったのだ。 この映画のテーマ曲は好き。ありとあらゆる有名な歌手がカバーしてるけど、自分としてはボーカル無しのインストが一番しっくりとくる。

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修治のトーク
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  • 修治
    修治
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    2号店のスタッフが終電で上がる時間に合わせて、自分もそちらの店へ。
    お客さんが途切れたタイミングで、カウンターに座って本棚から適当に取り出して、ジントニック🍋‍🟩飲みながらパラパラと読んでみた。
    ・・・・・びっくりする程ツマラナク感じた(爆)初めて読んだ時は、コレも面白く感じたものだが。

    ブコウスキーが面白く感じなくなったわけじゃない。彼の作品は通年、気が向けば気まぐれにページを開いた箇所から読んでいるけれど、最近だって『勝手に生きろ!』
    や『死をポケットに入れて』を読んだ時は相変わらず面白かったわけだしw

    まぁ、この『ブコウスキーの酔いどれ紀行』は...ブコウスキーの書く文章よりも、ブコウスキー本人が、その為人(ひととなり)が好きな人には向いているんだろうし、彼のキャラクターが魅力的に感じるだろうから『面白いです』って言うのだろうな。
    自分は彼のキャラクターが、というより彼の書く文章の方が好きだから、正直なところ、この『ブコウスキーの酔いどれ紀行』は、今回は全然面白く感じなかったどころか『ブコウスキーはエッセイが下手くそだな。読んでて退屈で仕方ないわ...』って感じてしまった😅

  • 修治
    修治

    英米文学が好きな自分にとっては、今度2号店の方にいらっしゃるお客さんは...堪らないね。今から楽しみだな。

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  • 修治
    修治

    社会人になって出場出来る将棋の個人戦ではなくて、団体戦という事ならば【社団戦】と【職団戦】というメジャーな大会が2つある。
    今回はその【職団戦】について。まずは職団戦の参加資格だが...

    【将棋職団戦の参加資格について】
    《参加資格》
    ◾️同一職場(会社・工場・役所等)で1チーム5名で編成
    ◾️同一職場で2チーム以上の参加も可
    ◾️OBは定年退職者に限定
    ◾️パート・アルバイト等の短期労働の方のご出場は不可
    とまぁ、ざっくり言ってこんな感じ。
    しかし、この参加資格自体が現状に関して言えば、かなり曖昧なのだ。

    短期労働の除外というのは、露骨な傭兵・助っ人を防ぐ意味でうなづけるが、雇用形態も多様化している今の時代では、不明確な点も多い。
    短期雇用契約を繰り返す場合や嘱託や派遣はどうなのだろう?
    またグループ会社社員はOkなのかという問題も昔からある。
    グループ会社も、あくまで別会社で同一職場というのは無理がある。

    最近多い〇〇ホールディングもよくわからない。もちろんホールディングの本社に勤務しているメンバーなら問題ないが、単にホールディングが同じというならグループ会社と同じで同一職場ではない。

    もっとわからないのが、たくさん出ている「〇〇士業」の会だ。
    具体的にいうと弁護士会とか税理士会で出場しているチームがそれに該当する。
    これは慣例的にOKになっているのかもしれないが、同じ事務所ならともかくグループ会社に比べても、同一職場性はさらに希薄である。そもそも雇用関係がない。

    大昔は喫煙具協会(煙草を吸っている人・喫煙者🚬)や理髪業組合(床屋💈に行ってる客)といった、明らかにインチキなチームがあったが、この辺は論外としても雇用形態・退職形態・そもそも「職場」の形態が多様化している昨今の状況下では、同一職場の定義については柔軟に考えてもいいのではないだろうか...なんて思う。

    自分は貿易の仕事と、飲食店を2軒やっているから、会社として職団戦にチームを出す事は出来るのだが、やはり貿易業の方と飲食店の方では、同一職場という事にはならない。しかし分けてしまうと、そもそも大会に出れるほどのレベルの将棋指す社員はいないw
    どこの企業も似た様な理由で、グループ会社の社員達の寄せ集めチームになっているのだろうな。

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  • 修治
    修治

    忙し過ぎて、この頃は全くこっちは放置状態😅だ。仕事で使ってるからXは更新しているけれど、その更新内容というのも、店の事ばかり...つまり商売に活かす為のものであって、自分の思い・読んだ本・観た映画や好きな音楽について、書いてるわけじゃない。

    商売上の事をいえば、今はどちらの店もかなり上手くいっている。お金使ってくれるお客さんや、働いてくれるスタッフの生活を第一に常に考えているのが、上手くいっている要因かもしれない。

    自分は、とんでもなく強欲...ってわけじゃないからなんだろう。大事な場面で、金にセコくないのも失敗していない理由かも。
    新宿と歌舞伎町という場所で、人の金の使い方という面で、良い例も悪い例も沢山見たし経験してきたから。自分がその悪い例をなぞらない様に注意しているだけだ。

    今はもう枯れた爺さんみたいな心境だ😂何かで気に病む事が全く無い。
    まぁ30代後半くらいから、自分には元々そういうのは少ないんだけど。
    大体人が失敗する要因って、金か女か虚栄心か他人と自分の比較だろう。
    反面教師が周りに多いと、人って自然と〝自分はそうならない様に〟謙虚に学習していくんだなって思うw

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