ログイン
詳細
橋場日月

千利休の高弟・山上宗二は「茶湯者覚悟十体」のなかで利休が「上を粗相・下を律儀にということを信念とせよ」「茶会では常に一期に一度の会と心得よ」と教えたと説いた。 自分より修養も経験も上の者は放っておいても茶道を正しく楽しむが、下の者は迷うから真剣に向き合え。毎回の茶会をすべて一生で一度限りの会だと心得て全身全霊で打ち込め、というものだ。 誰が自分より修練できているか、できていないかはよほどその人間を深く知り自身との個性の違いをわきまえていないと出来ることではない。 そして、利休の義理の孫、千宗旦は「宗旦伝授」で「茶湯の真理は仁義にあり、心を清く誠を尽くし、友との関わりを厚くすることが大事だ」と述べた。 一期一会、自他の検証と主張、真剣勝負こそが茶湯におけるもてなしの真髄というのならば、 見城社長は茶人としても超一流の資質をお持ちなのではないか。

前へ次へ
橋場日月のトーク
トーク情報
  • 橋場日月
    橋場日月

    「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」(劉希夷「代悲白頭翁」)
    胸がキュッとなるね。

  • 橋場日月
    橋場日月

    DENONのサウンドバーを購入。この音は好みだ、クラシック放送が映える。
    デンオン良いね、50年前に我が家にあった「てんとう虫」以来のデンオン。意地でもデノンじゃなくてデ・ン・オ・ン(笑)。
    プロモーションは含みません。

  • 橋場日月
    橋場日月

    武蔵野は 月の入るべき 山もなし
    草より出でて 草にこそ入れ
    ー詠者不詳

    『続古今和歌集』源通方の「武蔵野は月の入るべき峯もなし尾花が末にかかる白雲」を踏まえた俗唱と思われるが、優雅さを捨て卑近に寄せた分より一層自分自身に重ねて想像できる。
    我が人生も草より出でて草に沈み行く。

  • 橋場日月
    橋場日月

    『BRUTUS』が坂本龍一特集と知って最寄りの書店に来たが、もう売り切れだった。遅かりし由良之助、任せたAmazon之助。

  • 橋場日月
    橋場日月
    投稿画像

    「坂本図書」に行ってみたい。そこに行って、坂本先生が愛する本を眺めてページを繰りながら荒く息を吐いたり深く息を吸ったりした幻影を眺めれば、僕には理解できなかった彼人の思想などにもそこはかとなく馴染んでいけるかも知れない。