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見城徹

4回目の幻冬舎Presentsである。 40年前青山にあったVAN99ホールの最後の1年から、新宿紀伊國屋ホールに進出して3年ぐらいが[つか芝居]の最盛期だった。 涙と笑いで劇場が揺れていた。外は入れない客で溢れていた。あの感動と興奮と熱狂を、何としてももう一度再現したい。そう思い続けて来た。 たまたま数年前、すみだパークスタジオで上演された横内謙介の上演台本・演出の「つか版 忠臣蔵」を観た。そこにはまさしく僕の再現したい[つか芝居]の絶頂期のエキスとエネルギーが輝いていた。 横内謙介と久しぶりの再会。その時、僕は横内謙介の[つか芝居]を、僕の力が続く限りPresentsして行くことを決めたのだった。 それから幻冬舎Presentsとして3回の公演を行った。その内の1回は、紀伊國屋ホールの「つか版 忠臣蔵」だった。 今回は、つかこうへいが初期の初期に数回上演し、すぐに封印してしまった幻の舞台「郵便屋さん ちょっと」を引っ提げて、[つかこうへい伝説]を創り出した新宿紀伊國屋ホールにもう1回、殴り込む。 つか芝居を再現し、つか芝居を突き抜けるという大技を、横内謙介と扉座の役者たちが決める。 つかこうへいへの強烈なオマージュであると同時に、タイトルと設定だけを借りた横内謙介の独壇場。 他の誰が演出しても、あの短かった絶頂の3年間は再現できない。残念ながら、その後のつかこうへい自身もできなかった。 40年間待った奇跡の舞台。しかも中身は横内謙介のオリジナル。これが芝居だ! それはドヴォルザークの『新世界より』に乗って、今、あなたの目の前に出現する。 ⬆︎ 僕の当日のパンフレットに書いた文章。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    見城徹見城徹

    僕は講演が苦手です。講演というのは結局は自分はどうやって「成功」したかを話さなければならない。又は、「成功」するにはどうやったらいいかを話さなければならない。でも、僕にとって「成功」という言葉ほど嫌いなものはないんです。「夢」よりも嫌い。僕は著作でも書いているように「成功」に価値を一切置いていない。自分の人生の価値は自分が決めるものであって他人や世間が決めるものではないと思っています。自分に恥ずかしくない生き方をする。そのことがどれだけ大変なことか?世間的な「成功」を目指すなんて豚に喰われろ。僕はそれを母校の後輩たちに伝えたい。そうすると講演は難しくなるんです。だから憂鬱です。

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    [成功]って一体何だ?総理大臣になること?金持ちになること?有名になること?
    ままならない人生を圧倒的努力で誠実に生きる。その思わぬ結果として[成功]があるなら、それはそれでいいけどね。

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  • 見城徹
    三上雅博三上雅博


    おはようございます。
    2020年3月の親父の投稿のリトークです。

    前に寿司学校の特別講師をしてほしいとお話を頂きましたが、丁重にお断りしました。
    僕ほど相応しく無い人間はいないと思います。
    僕は夢を見れないから。希望を持てないから。いつも迷子。道無き道を歩くだけ。
    こっちが教えてもらいたい。

    僕が言えるのは、寝ないでやれ。休まずやれ。死ぬまでやれ。そして絶望しろ。それだけだ。
    そんな講師は誰も求めてないだろう。笑

    本日も皆様、宜しくお願い致します。

  • 見城徹
    見城徹

    一日が始まったなあ。今日も憂鬱だけど、吹き飛ばすしかない。夜の会食だけが唯一の楽しみ。

  • 見城徹
    斉藤徹斉藤徹

    ありがとうございます!見城さんにそう言っていただけるなんて、本当に嬉しいです。
    3月には秋葉さんが手掛けたリフォームが完成しますので、ぜひその頃にお越しいただければと思います。お会いできる日を心より楽しみにしております!