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見城徹
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“その距離を急ぐより どう飛んだか どこを飛んだのか それが1番大切なんだ さぁ心のままに” ↑AKB48の365日の紙飛行機の歌詞の一部です。 私好きなんですよね、このフレーズ。 見城さんは秋元康さんが書いた歌詞で好きなフレーズありますか?

いつも少女たちの切なく、煌めく一瞬の気持ちを、今まで使われていない言葉で見事に表現してるよ。そして、生きて行こうとする彼女たちのけな気な心の奥深くに新鮮な言葉と思考で寄り添っている。こんな作詞家は空前絶後だ。激しく人を想い、傷付きながら懸命にもがく少女たちの柔らかな内面を、一つの匿名の生き物のようにこの世に存在せしめている。どのフレーズが好きかなどという問題ではない。永遠に続いている人がこの世に生まれ、青春というビタースイートな季節を迎え、胸が締め付けられるような恋をし、やがて、その季節の終焉をも予感せねばならない説明不可能な微妙な精神の営みを、一人の固有名詞の気持ちではなく集合名詞の気持ちに変換した秋元康のメロディーのディレクションを含めた曲作りは奇跡の産物だ。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    見城徹

    おはようございます。12月27日。大阪で[mikami limited 50]を営む鮨職人・三上雅博がリトークしてくれた2020年4月の僕のトークです。↓

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    えんじゆの並木路で 背をおさえつける
    秋の陽のなかで
    少女はいつわたしとゆき遭うか
    わたしには彼女たちがみえるのに 彼女たちには
    きつとわたしがみえない
    すべての明るいものは盲目とおなじに
    世界をみることができない
    なにか昏いものが傍をとおり過ぎるとき
    彼女たちは過去の憎悪の記憶かとおもい
    裏切られた生活かとおもう
    けれど それは
    わたしだ
    生れおちた優しさでなら出遭えるかもしれぬと
    いくらかはためらい
    もつとはげしくうち消して
    とおり過ぎるわたしだ


    小さな秤でははかれない
    彼女たちのこころと すべてたたかいを
    過ぎゆくものの肉体と 抱く手を 零細を
    たべて苛酷にならない夢を
    彼女たちは世界がみんな希望だとおもつているものを
    絶望だということができない


    わたしと彼女たちは
    ひき剥される なぜなら世界は
    少量の幸せを彼女たちにあたえ まるで
    求愛の贈物のように それがすべてだそれが
    みんなだとうそぶくから そして
    わたしはライバルのように
    世界を憎しむというから

               ーー吉本隆明[少女]

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    ↑ 僕は美しい瞳をした女性たちと出会うことが出来ない。彼女たちは永遠に僕を理解しない。僕のことを見えない。それでいいのだと思う今この瞬間。

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    ぼくはかきとめておこう 世界が
    毒をのんで苦もんしている季節に
    ぼくが犯した罪のことを ふつうよりも
    すこしやさしく きみが
    ぼくを非難できるような 言葉で

    ぼくは軒端に巣をつくろうとした
    ぼくの小鳥を傷つけた
    失愛におののいて 少女の
    婚礼の日の約束をすてた
    それから 少量の発作がきて
    世界はふかい海の底のようにみえた
    おお そこまでは馬鹿げた
    きのうの思い出だ

    それから さきが罪だ
    ぼくは ぼくの屈辱を
    同胞の屈辱にむすびつけた
    ぼくは ぼくの冷酷なこころに
    論理をあたえた 論理は
    ひとりでにうちからそとへ
    とびたつものだ

    無数のぼくの敵よ ぼくの苛酷な
    論理にくみふせられないように
    きみの富を きみの
    名誉を きみの狡猾な
    子分と やさしい妻や娘を そうして
    きみの支配する秩序をまもるがいい
    きみの春のあひだに
    ぼくの春はかき消え
    ひょっとすると 植物のような
    廃疾が ぼくにとどめを刺すかもしれない
    ぼくが罪を忘れないうちに ぼくの
    すべてのたたかいは おわるかもしれない

    ーー吉本隆明[ぼくが罪を忘れないうちに]

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博


    おはようございます。
    2020年4月の親父の投稿のリトークです。

    今日も吉本隆明の詩が響く。
    「ぼくが罪を忘れないうちに」は初めて目にしました。一体どんな生き方をしてきたらこんなに心に刺さる言葉を生み出せるのか。
    親父の755で吉本隆明の詩と出会いました。
    それ以来、吉本隆明の言葉は僕の心の深いところに刺さっています。

    今日は昼から企業様のケータリングで鮨を握りに行ってきます。
    皆様、本日も宜しくお願い致します。

  • 見城徹
    見城徹

    昨夜は経営者仲間が70人ぐらいが集まってくれて東麻布の[富麗華]でGMO熊谷主催の僕の誕生日パーティでした。皆さんのお心遣いが身に沁みました。