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見城徹

神田瀧夢の日本での出演番組は僕がキラーカードを駆使して決めて来た。レギュラーにも押し込んだ。神田瀧夢に頼まれたからだ。しかし、神田瀧夢が最後までやり切った番組はなかった。アメリカから日本に活動の場を移したいと懇願されたから僕は動いたのだ。しかし、彼が仕事を途中で放棄する時の言い訳は必ず「日本のテレビ界は自分に合わない。やっぱりアメリカでやりたい」だった。755だって、自分がやりたいと言い出したものだ。昨夜、やめたいと連絡があったから、ゆっくりと続けたら、とアドバイスした。個人的には可愛い奴だけど、僕が神田瀧夢の仕事に関わることはもうない。そう決めた。LDHには僕の責任があるけど、切ってもらうように頼むしかないね。切らないで欲しいけど。

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