見城徹見城徹2019年02月03日 09:34[噂の眞相]に書かれたことは本当のこともあったし、デタラメなこともあった。正確に言えば、僕の場合は一つの記事の中に本当と嘘がいつも入り混じっていた。角川書店のサラリーマン時代、[噂の眞相]の記事のせいで何度か辞表も書いた。僕はサラリーマンとしては派手過ぎたんだと思う。臆面もなく言うが、僕は仕事で巨大な結果を出し続けていたし、長年の恋人はテレビに何本かのレギュラーを持つ有名人だった。書かれて何度も困ったが、憎いと思ったことは一度もない。本当でも嘘でも記事の視点にエスプリがあった。インテリジェンスがあった。人生対する独特の構えがあった。廃刊を聞いた時、がっかりした覚えがある。わざと真実をズラす手法はかえって真実の背後にあるものを鮮やかに照らし出した。それは書かれた者にしか解らない。[噂の眞相]はジャーナリズムというよりは強い信念に貫かれたゴシップ誌だったように思う。[噂の眞相]のような複雑な雑誌はもう二度と出て来ないだろう。
見城徹16時間前三上雅博三上雅博↑遅くなってしまいました。2020年2月の親父の投稿のリトークです。親父の写真集シリーズ。あの日の少年が、傷つきながら、彷徨いながら、這いつくばりながら、歩いた結果が今の自分の姿なのだ。本日も皆様、宜しくお願い致します。1161
見城徹見城徹40分前↑ Amazon総合42位の[闇と闇と光]は2025年1月22日発売。箕輪厚介が初めて手掛ける経済小説。著者は全くの新人らしい。「らしい」と書いたのは僕は全く解らないからだ。箕輪の企画だからOKしただけ。しかし、これを発売1ヶ月前にいきなり42位に入れて来る箕輪の膂力は凄い。239