ログイン
詳細
見城徹

↑ この引用はどの本からだろう?銀色夏生の文庫書き下ろしは僕が考え、会い、交渉し、企画会議を強引に通した。その時はカドカワの誰も銀色夏生を知らなかった。最初の一冊[これもすべて同じ一日]を出した。売れなかった。二冊目[わかりやすい恋]は銀色夏生の強い希望でデビューしたばかりの森高千里をモデルにして北海道の礼文島で銀色夏生が写真を撮影。それと銀色夏生の詩を組み合わせた。これがジワジワと売れて、やがて爆発した。それに連れて一冊目も売れ出した。三冊目の[LESSON]、四冊目の[Go Go Hevenの勇気]と勢いは加速した。 僕がカドカワを辞めるまで僕は13冊の銀色夏生の書き下ろし文庫を出版し、その全てが100万部を超えている。凄まじい売れ方だった。 僕が編集者としてしたことはたった一つ。 銀色夏生の思い通りに本を作ること。タイトルは勿論、中身から装丁、文字や紙の選択から文字組まで全ては銀色夏生がした。編集者は一切口を出さなかった。いや、出せなかった。こうして100パーセントピュアな銀色夏生の世界が次々と出版されて行った。カドカワの最後の日、僕は銀色夏生と西新橋の「京味」でご飯を食べた。その時、銀色夏生が言ってくれた言葉を僕は忘れない。 『見城さん、今後大変でしょう?お金が足りなかったら言って下さい。私が出します』 勿論、お金を借りることはなかったが、銀色夏生には恩があると思っている。

前へ次へ
見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    見城徹

    おはようございます。12月26日。大阪で[mikami limited 50]を営む鮨職人・三上雅博がリトークしてくれた2020年4月の僕のトークです。↓

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    ↑ 4月の会食は全てがキャンセルになりました。昨夜は名古屋で会食が入っていましたが、勿論延期。そこで何日か前にサエから来た昇進報告の手紙を思い出しました。そこには4月8日に桐本幸歩さんが[ビストロ白樺]で昇進祝いをしてくださると書いてあったのです。そこである考えが閃きました。早速、[ビストロ白樺]の月舘君に電話。僕のサプライズ登場とその日の貸し切りをお願いしました。勿論、僕の奢り。持って行くワインはラモネのモンラッシェ。17時半に店に着き、18時前に料理カウターの下に寝転びました。2人がカウンターに着席し、月舘君の合図で僕がヌーと立ち上がって2人の前に現れた訳です。2人の驚き様は期待通りでしてやったりでした。

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    僕は総理大臣や官房長官とも食事をします。福山雅治や海老蔵とも食事をします。秋元康や小山薫堂とも食事をします。そして、755の皆さんとも食事をします。何故、食事をするのか?利害損得ではありません。食事をするキラーカードは食事をする相手の真心です。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博


    おはようございます。
    2020年4月の親父の投稿のリトークです。

    凄いサプライズ。親父の暖かさ、優しさ、思いやり、真心に感服致します。
    思っても、人はなかなか行動に移せない。
    圧倒的にやり切る親父に脱帽です。
    いつもその大きな背中を見させてもらって励みにさせてもらっております。
    近づけないにしても、せめて見えなくならない様に。

    本日も皆様、宜しくお願い致します。

  • 見城徹
    見城徹
    投稿画像

    [AIロボティクス]の龍川(右)と[あんしんパートナーズ]の杉本弁護士が来社。

  • 見城徹
    見城徹

    ↑ VUITTONのインナーがメチャクチャ気に入っています。暖かくなったらアウターで着ます。