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見城徹

ベッドの上。耐えていたものがジクジクと染み出して胸が詰まる。73歳になってしまった。こんなはずではなかった人生。あの日あの時、違う道を選べたはずだがこの道を選んだ。いや、選ばざるを得なかったのだ。そうやって日々は過ぎて行く。ここまで来た。戻れぬ道は誰も同じ。今日もまた選択肢の中から一つを選ぶ。目を閉じて狂うしかない。僕にとってそれが生きるということだ。

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