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見城徹

「ちひさな群への挨拶」 吉本隆明 ぼくはでてゆく 冬の圧力の真むかうへ ひとりつきりで耐えられないから たくさんのひとと手をつなぐといふのは嘘だから ひとりつきりで抗争できないから たくさんのひとと手をつなぐといふのは卑怯だから ぼくはでてゆく すべての時刻がむかうかはに加担しても ぼくたちがしはらつたものを ずつと以前のぶんまでとりかへすために すでにいらんくなつたものはそれを思ひしらせるために ちひさなやさしい群よ みんなは思ひ出のひとつひとつだ ぼくはでてゆく 嫌悪のひとつひとつに出遇ふために ぼくはでてゆく 無数の敵のだまん中へ ぼくはつかれてゐる がぼくの瞋りは無尽蔵だ ぼくの孤独はほとんど極限に耐えられる ぼくの肉体はほとんど苛酷に耐えられる ぼくがたふれたらひとつの直接性がたふれる もたれあふことをきらつた反抗がたふれる ぼくがたふれたら同胞はぼくの屍体を 湿つた忍従の穴へ埋めるにきまつてゐる ぼくがたふれたら収奪者は勢ひをもりかへす だから ちひさなやさしい群よ みんなのひとつひとつの貌よ さやうなら

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    秋山純秋山純

    心を抉られました

    軽い言葉で
    感想を書けません

    今日
    九人の敵と
    一人の
    生涯の味方と出会うために

    命を燃やします

  • 見城徹
    見城徹

    12月21日。大阪で[mikami limited 50]を営む鮨職人・三上雅博がリトークしてくれた2020年2月の僕のトークです。↓

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    皆んなそれぞれの人生をそれぞれの事情を抱えて生きている。755を去って行く者。755に戻って来る者。755を始める者。755にずっといる者…。それを考えるだけでちょっと切ない。生きるって切ないね。

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  • 見城徹
    見城徹見城徹

    [いつも通る散歩道でいつもすれ違う肩がある。彼も昨日の苦さを捨て去るためにこの道を歩いているのだろうか?言葉なくすれ違う肩と肩。男は肩で人生を語り合える。琥珀色の香り、バルカン]

    これは僕が記憶しているマルチェロ・マストロヤンニのバルカンの雑誌コマーシャルのコピーだ。正確では全くありません。他にテレビコマーシャルで、

    [夢を失った時、男は待ち続けていた愛の大きさを思い知る。爽やかに人生を語る香り、バルカン]

    というのとか色々あるが、散歩道の雑誌コマーシャルが好きだった。
    755の画面を眺めていて、バルカンの散歩道の雑誌コマーシャルを思い出した。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博


    おはようございます。
    2020年2月の親父の投稿のリトークです。

    755は人生を感じさせるSNS。
    親父の言葉に触れられる奇跡の場所。
    他のSNSは全て辞めた。
    755は僕がやっている唯一のSNSだ。

    本日も皆様、宜しくお願い致します。