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カズーのトーク
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  • カズー
    見城徹見城徹

     善良で正直に生きるためには圧倒的努力が必要だ。楽で狡い道は選ばない。そう思って正面突破で生きて来た。人よりも10倍のエネルギーが必要だった。騙すより騙された方がいい。麓でヌクヌクと太る豚になるより頂上で凍え死ぬ狼でいたい。それを貫徹するのは辛く苦しかった。しかも、それは僕のエゴイズムであって、他人には関係ない。かくして僕は孤立を強いられる。他者からの理解など永遠に来ないが、忍びて終わり悔いなし。恥じて生きるより熱く死ね。押忍。

  • カズー
    見城徹見城徹

    相手に本当のことを言えば関係が壊れるかも知れない。しかし、本当のことを言わなければ相手に対して不誠実だ。相手と特に親しい関係の場合は尚更である。それでも言うべきか言わざるべきか葛藤する。言わなければ何も起こらない。言って関係が終わったことも数回ある。自分は相手のことを真剣に、我が事のように思っているのか?自問自答する。相手にとっては余計なお世話かも知れない。まだ悩み続けている。

  • カズー
    見城徹見城徹

    人間は生まれた瞬間から必ず死ぬ運命にある。
    人は死ぬと解っていて何故、生きるのか?
    今、外苑通りを車で走っている。明日死ぬと決まっているならば、外の景色は切ないほど愛おしく見えるだろう。諸行無常。生者必滅。今日一日をどれくらい覚悟して生きられるかどうか?目を瞑る。[豊饒の海]の最終巻「天人五衰」を書き終えて45歳で切腹して果てた三島由紀夫を想う。

    益荒男が たばさむ太刀の 鞘鳴りに 幾とせ耐へて今日の初霜

    散るをいとふ 世にも人にも さきがけて 散るこそ花と 吹く小夜嵐
    三島由紀夫は二首の辞世を残した。生きるということは死ぬということだ。その覚悟。その虚無。
    人は誰もやがて荒野の風になる。

  • カズー
    見城徹見城徹

    土曜、日曜が来て月曜になる。時々、それが僕には耐えられない。時間はただ一方向に流れているだけだ。それを7日間を1週間と区切って1クールとし、永遠に繰り返すようにしたのはある時代からの人間の仕業だ。また月曜日が来る。生きている限り繰り返されるこの宿命。7日間で元に戻ってしまうこの残酷。この徒労感。言っても詮無いことだけど、生まれた瞬間から死に向かうこのやるせなさを僕は克服出来ない。それを束の間忘れるためには日々を熱狂して過ごすしかない。絶え間ない熱狂。絶え間ない努力。やがて、それにも終わりが来るだろう。死は生まれる前に戻ることだ。時間は人間が作りだした概念だ。幻想だ。時間など存在しない。人間はただ生まれて死ぬ。それだけだ。

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  • カズー
    見城徹見城徹

    ちひさなやさしい群よ
    昨日までかなしかった
    昨日までうれしかったひとびとよ
    (中略)…
    ぼくはでてゆく
    冬の圧力の真むかう(真向こう)へ
    ひとりっきりで耐えられないから
    たくさんのひとと手をつなぐといふのは嘘だから
    ひとりっきりで抗争できないから
    たくさんのひとと手をつなぐといふのは卑怯だから
    ぼくはでてゆく
    すべての時刻がむかふかは(向こう側)に加担しても
    ぼくたちがしはらった(支払った)ものを
    ずっと以前のぶんまでとりかへすために
    すでにいらなくなったものはそれを思ひしらせるために

    - 吉本隆明『ちひさな群への挨拶』(部分)より。

  • カズー
    見城徹見城徹

     善良で正直に生きるためには圧倒的努力が必要だ。楽で狡い道は選ばない。そう思って正面突破で生きて来た。人よりも10倍のエネルギーが必要だった。騙すより騙された方がいい。麓でヌクヌクと太る豚になるより頂上で凍え死ぬ狼でいたい。それを貫徹するのは辛く苦しかった。しかも、それは僕のエゴイズムであって、他人には関係ない。かくして僕は孤立を強いられる。他者からの理解など永遠に来ないが、忍びて終わり悔いなし。恥じて生きるより熱く死ね。押忍。

  • カズー
    見城徹見城徹

    今日は静岡県立清水南高校3年4組の同級会があり、担任の鈴木先生をお招きして15人で昼飯を食べる。何で平日の昼なんだろう?と不思議に思ったが、よく考えればこの歳で毎日会社に出ているのは僕だけなんだね。卒業して55年。あの頃の僕に会って来ます。

  • カズー
    見城徹見城徹

    自分が相手の気持ちを考えるほど相手はこちらのことを考えていない。それを当たり前のことだと割り切らない限り、仕事や人間関係は辛くなる。
    相手に期待しないこと。しかし、相手には出来るだけのことをすること。
    時たま苦しく、切なくなるがそれを飲み込まなけば日々は成立しない。自分の未熟さを痛感する。同時に、企業を作り、存続させるのは孤独だなあ、とも痛感する。

    自分で汗をかきなさい。
    手柄は人に渡しなさい。
    そして、それを忘れなさい。
    ーー前半2行は竹下元首相。後半1行は氏家日本テレビ元会長

    タフでなければ生きていけない。
    優しくなければ生きていく資格がない。
    ーーレイモンド・チャンドラー

    僕はまだまだ未熟でおセンチで甘ちゃんだ。それでもここまでやって来た。辛く苦しい道を自ら選んで来た。損得計算はなかった。鮮やかな結果を出して、会社と社員を守りたかっただけだ。社員にはいい人生になって欲しい。

    人を怒るのは己の未熟。
    人を恨むのは己の未熟。
    人が理解してくれないのも己の未熟。
    全ては天が見ている。

    自分に言い聞かせる。

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