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you-me (成瀬英樹)

【4/9月】僕は頑固で不器用でへそ曲がりなので誰が何と言おうと自分で「これ」と決めたものしか追求しない。が、誰が何と言おうと決めたものは徹底する。禍福とは糾える縄の如し。大谷の歴史的快投に震える一日、自分の人生もまた舵を切る。 【4/10火】作曲と選曲。高田みち子名曲多く軽い特集じゃ間に合わないな。10代の僕が聴いて「なかなかやるねこのDJ」と思わせたいと毎回思ってるがそれが一番難しい(10代の僕はめんどくさい奴だからだ)高校生になった娘がおすすめしてくれたバンドがとてもいい。Rock and roll is here to stay。 【4/11水】ラン5km。APAZZIと作ったNGT48「Whatcha Gonna Do」が世に出た素直に嬉しい日。APAZZIと意気投合したのはお互いがビートルズマニアであることを知った夜から。共通言語はとても大切。今回の制作でも、彼から学んだ事は計り知れない。見習うべきは音楽を愛し仕事を愛す彼のその謙虚な姿勢。 【4/12木】ラン5km。曲提出、ラジオ納品、読書。Numberの石田さんの川﨑宗則の記事マジでしみた。来日ブルーノはドジャースのユニ着て、エド・シーランは阪神のユニ着て歌ったらしい。キャラが違ってどちらもらしくていいね。タイミング逃したのと抽選外れたのでどちらも行けないのが悲しいけども。 【4/13金】大谷の側に野球の神様がいるように、僕の周りにも音楽の神様と仲良しの音楽家が何人かいる。僕はどうだろう。細く長く好きな音楽の世界で生きて行きたい。もっと謙虚であれ。中野で腑に落ち、帰宅して次の展開に快哉。フライボールよりスモールボールな生き方で。 【4/14土】たんこぶちんツアーファイナル。僕の作詞作曲のデビュー曲「ドレミFUN LIFE」が一曲目。その4分程の間僕は完全に夢の世界にいた。世界中で作者である僕だけが感じられる至福。たんこぶちん、歌ってくれてありがとう。素敵なライブだったよ。僕だって今からプロローグだよ。お互い頑張ろう! 【4/15日】早朝起床、作曲。午後、従姪と所用で湘南から鎌倉までドライブ。小沢健二さんやトライセラトップスを聴きながら。海や緑が心を潤してくれる。楽しい会話。幸せな晩餐。人生はチョコレートの箱のようなもの。開けてみるまで中身はわからない。だから今を生きよう。

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you-me 成瀬英樹トーク
トーク情報
  • you-me (成瀬英樹)
    you-me (成瀬英樹)
    高架線のカフェテリア
    AKBカフェテリアです。成瀬さんの「指原莉乃論」最高です。私もこんなレビュー書きたい。卒業する彼女への最高の贈り物ありがとうございました。そして令和へ向けて、最高の楽曲をまた楽しみにしています🎁🌸

    うわぁ、一番嬉しいお言葉です!ありがとうございます!指原さんに関して書くのだから僕の全身全霊をかけて、正直に書くことを心がけました!ぜったい、恋チュン超える曲を作らなきゃいけない!と思わせてくれる素晴らしいコンサートでした!

  • you-me (成瀬英樹)
    you-me (成瀬英樹)

    【3分でわかる】6/20発売予定・僕の新作「With Friends」ダイジェスト版。鶴﨑輝一&山崎あおいコンビとの 前田敦子さん「君は僕だ」・AKB48 「君はメロディー」はAPAZZIアレンジ。 石田ショーキチ さん や 牧戸太郎 さんの reshaped ver など聴きどころ満載!3分だけお時間下さい!

    https://youtu.be/i-LTbOKCj_s

  • you-me (成瀬英樹)
    マルチェロマルチェロ

    この一節を語ろう 第38回

    僕は僕だ
    勝手にさせてくれ
    強がりのすぐそばに
    いつだって君がいる
    『君は僕だ』前田敦子
    作詞:秋元康 作曲:you-me(成瀬英樹)

    この曲の最大の魅力はサビにある。細かく言うと、サビの歌詞"◯は◯だ"が変化していくところがたまらなく良い。

    そもそもとても魅力的な曲だ。個人的に"仲間が肩を組んで右左に身体を揺らすリズム"と呼ぶ縦ノリと横ノリを併せ持つリズム、アコースティック楽器のしなやかな響きが心地良いサウンド、あっちゃんの少しけだるいけど何度も聴きたくなってしまう声、とかいろいろ良い。メロディーが最高なのは言うまでもないけど。
    ちょと踏み込んだところでは、"マイナスからのこの恋"というところにポイントがあって、ダメダメなものが右肩上がりに良くなっていく、弱小チームが強くなって甲子園に行っちゃうみたいなそんなストーリーをイメージさせるものだから、僕たちはわくわくしちゃう。
    それとAメロとサビをつなぐ、BメロなのかそれともAメロ+アルファと呼ぶべきなのか迷ってしまうあのメロディー、あれが効いている。あのひねりの効いた四次元殺法的メロディーが、この二人の恋に幾度となく訪れたミラクルな出来事であったり、すったもんだのドタバタであったり、どつき合いだったりのそんな場面を想像させてくれるのだ。笑いあり涙あり奇跡ありみたいな。

    そんなそもそも魅力的な曲だけど、始めに書いたサビの魅力、サビの歌詞が変化していくところについて書いていこう。
    まずその流れをまとめると

    君は僕だ
    そばにいるとわかる[一番]

    君は君だ
    好きなように生きろ[二番]

    君は僕だ
    そばにいるとわかる[落ちサビ]

    僕は僕だ
    勝手にさせてくれ[ラストサビ]

    という流れだ。
    この流れの何が良いって二人の関係よね。この距離感が素敵だと思う。
    出会いからいろいろあって恋は育っていくけど、それと同時に失っていくものも多い。その中で今もこんな素敵な距離感を保っているところが良いなぁと思う。
    最初の"君は僕だ"には恋に浮かれたちょっぴり馬鹿野郎感があって、"君は君だ"には相手へのリスペクトがある。でも"君は君だ"で終わったら、ちょっぴり突き離したような個人主義男感が残るしなんか少しカッコつけてるみたいな感じになる。ここで落ちサビを挟んで今回の一節"僕は僕だ"が出てくるけどこれですよね。ここが好き。
    これには"僕は僕だから君も君でいいんだよ"という優しさと、"君が寄り添っているから僕はそう言えるんだよ"っていう感謝の気持ちと、場を和ませる飾らないユーモアがあってなんかほっこりする。
    この関係良いなぁ、素敵過ぎるよー。